今回はアルファ化米で食べるドライカレーのレビューをしていきます。
非常食は誰しもが必要と分かっていても、ついつい購入を先延ばしにしてしまいがち。
災害大国の日本、地震や台風で避難を余儀なくされた時も長期保存可能な食品があると安心。
また、非常食は遅かれ早かれ最後は食べるものだから、美味しいものを買っておきたいですね。
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評価項目
それぞれ5段階で評価していき、最後に総合評価を出します。
- 保存性
- 調理の手軽さ
- 味(美味しさ)
- 食べやすさ(子供や高齢者)
- 満腹感
紹介する食品(評価結果)
紹介するのは、「尾西のドライカレー」です。
アルファ米を初めて開発した尾西食品株式会社から販売されています。
内容量は100gで出来上がり時には260gになるとのことです。
小売価格は420円(税抜き)で購入は尾西食品の公式HPほか、Amazonや楽天市場などでセット購入がお得です。
総合的な評価はこちら。

詳細はこれから説明しますが、目次から気になるところだけ飛んで読むこともできます。
尾西のチキンライスに含まれる原材料はこちら▼
うるち米(国産)、味付乾燥具材(さやいんげん、味付玉ねぎ、コーン、人参)、調味粉末(食塩、砂糖、カレーパウダー、オニオンパウダー、コーンスターチ、たん白加水分解物、ターメリックパウダー、ガーリックパウダー、クミンパウダー、コリアンダーシードパウダー、食用植物油脂、パセリ)/調味料(アミノ酸等)、微粒酸化ケイ素、リン酸カルシウム、香料、トレハロース、酸化防止剤(ビタミンE)
アレルギー物質(特定原材料等)28品目不使用です。
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保存性
外観とパッケージ情報から保存性を評価していきます。
「尾西のドライカレー」は保存期間5年で保存食としては十分なスペックを持っています。
また、出来上がり時には260g(お茶碗2杯分)になるにも関わらず、保存時は薄くて重ね置きも可能です。
よって保存性は4点とします。
手軽さ(調理手順の解説付き)
調理の手軽さは手順を見ながら評価していきます。
まず開封して中身を取り出すとこんな感じ。
スプーン、調味粉末、脱酸素材が入っています。
脱酸素材は奥に入り込んでいるので注意してください。

次に調味粉末を入れます。
このカレーパウダーがとてもいい香りでした。


スパイスの香りに高まる期待感!

お湯を入れる際はパッケージが自立してくれるので助かる。
次に付属のスプーンで混ぜます。
スプーンがやや短いので割としっかり混ぜた方が味ムラが出にくいと思います。

混ぜたら袋をジップして15分待ちます。
出来上がりが下の写真です。
量がわかりやすいようにお皿に出してみました!

ここまで作り始めから要した時間は約20分でした。
なお、常温の水を入れる場合は60分かかります。
匂いのあるゴミが出ますが、パッケージの中にポイしてジップできるので問題ありません。
よって手軽さは4点です!

子供が混ぜるにはスプーンが短くて少し難しいかもしれません。
味(美味しさ)
食べてみた感想は、しっかりカレーの味が付いていてとても美味しいです。
スパイスが効いていますが、辛いっていうほどではないです。
辛いのが大の苦手な6歳の娘も「美味しい」と言ってよく食べてくれました。
米は少し硬めの仕上がりでしたので、お湯を少し多く入れてもよかったかもしれません。
具材は人参やコーン、小さいお肉、パセリが見えて、何よりもカレーの香りが食欲をそそります。
長く疲弊した避難生活でスパイスの効いたカレーを食べて元気になる自分が想像できます。
味は4点です。
食べやすさ
食べやすさはどうでしょう。
とにかく香りが強いので、避難所生活では食べにくい部分もあるかもしれません。
強烈なカレーの香りが避難所に漂うこと間違いなしです。笑
自宅避難の方や避難所でもみんなが香りの強いもの食べていたりすれば気にならないと思います。
幼児や高齢者でもカレーが好きな方なら美味しく食べられるのではないかと思います。
よって、食べやすさは3点とします。

切羽詰まっていたら気にしないんでしょうけど
飯テロ感は否めないですね
満腹感
尾西のアルファ米シリーズは文句なしの5点です。
子供や少食の方なら2人分の食事になります。
大人の男性でも十分食べ応えのある量になっています。コスパ最高です!
総合評価

結果は19点/25点でした。
尾西のチキンライスよりは僅差で高得点となったのは、やはりカレーという小さい子供から大人まで食べやすい味であるところをポイントにしました。
購入はこちら
災害時に食べる食料としてはもちろんのこと、キャンプや釣りなどのアウトドア用のカレーとしても便利です。
甘口カレーしか食べない小さなお子さんには少し辛いかもしれないのでご注意を。


