四人家族・三人家族に必要な非常食の揃え方

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こんにちは。めんだこです。

災害は“いつか”ではなく、“いつでも”起こり得るもの。

それなのに、非常食の備えを後回しにしていませんか?

「買わなきゃ」と思っているだけでは守れない命があります。

この記事では、なぜ人は備えを先延ばしにしてしまうのか、そして“今日から動ける”シンプルな方法を紹介します。

読みたいところにとべます

非常食を備蓄している人の割合

下のグラフは、安全靴や作業着などを販売する通販サイト、ミドリ安全.com( https://midori-anzen.com/ )が行なった家庭の防災対策の状況を把握するために行なった調査です。

「災害に対応するための防災食(非常食)を現在、ご自宅に備えていますか?」という質問に対して

「防災食(非常食)を少しでも備蓄している」は合わせて59.0%という結果であったことがわかります。

反対に、「備えていない」と答えた人は調査開始の2018年以降、常に4割以上であるとも言えます。

皆さんはどこに当てはまりましたか?

また、「備えていない」と回答した人に、その最も大きな理由を聞いたところ、最も多かったのは「お金がかかる(28.1%)」という回答で、次いで「何を備えてよいか分からない(19.7%)」、「保管スペースがない(16.4%)」という結果になりました。

近年の物価高で日々の食料品を買うのに精一杯なのに、将来のための非常食を買う余裕がない。

というのが本音だと思います。

我が家が実践している非常食を半額近くで購入するテクニックは後日記事で紹介します。

ゼロでXデーを迎えるリスク

南海トラフ巨大地震の今後30年以内の発生確率は80%程度、首都直下地震の発生確率は70%程度とされています。

発生した場合、マグニチュード8〜9程度の巨大地震や高さ10mを超える津波も想定されています。

出典:内閣府防災情報のページ(https://www.bousai.go.jp/kyoiku/hokenkyousai/jishin.html

想定されているのは地震だけではありません。

富士山は日本に多数存在する活火山のうちの1つであり、これまで小規模な噴火を繰り返してきましたが、最後に噴火が確認されてから300年以上経過しています。

出典:富士山ハザードマップ検討委員会報告書https://www.pref.shizuoka.jp/bosaikinkyu/sonae/kazanfunka/fujisankazan/1030023.html

画像は富士山ハザードマップ検討委員会が作成した富士山が噴火した際の降灰可能性マップを表しています。

静岡県北東部から東京、千葉県西岸まで覆われていることがわかります。

降灰による影響は最も悪いシミュレーションをした場合で陸路・空路・海路の交通インフラ麻痺、通信障害や停電を引き起こし、あらゆる社会生活が停止します。

ゼロで迎えるあなたは、このような状況で近くのスーパーに食料の調達に出かけようとしています。

店舗の食料は買い占めが始まり、簡単には手に入らないかもしれません。

リスクは理解できていても、警鐘は鳴らされていても行動できないことは自然なことです。

災害心理学でいう正常性バイアスといい、心のどこかで自分だけは大丈夫と思うようにすることでストレスから逃れることができるのです。

ゼロで迎えるXデーについて、今日は家族のことを考える日にしてみませんか。

何日分の食料品を確保したら良いか

住んでいる環境によって色々な条件の違いはあると思いますが、目安は1週間分。

これは政府においても推奨されており、内閣府大臣官房室政府広報オンラインによると最低でも3日、できれば1週間程度の備蓄が望ましいとされています。

つまり、一日3食として、四人家族なら84食分三人家族なら63食分ということになりますね。

非常食はいずれ賞味期限が切れば最後は食べるもの、だから美味しいものを買っておくのがオススメです。

可能であればアルファ化米だけでなく、ラーメン、パスタ、パン、スイーツなど色々な種類があると飽きが来ません。

また、1つで1食分の量として十分なのか分からないところもあると思います。

下記の記事一覧に口コミ記事を載せておくので、ぜひ参考にしてみてください。

味だけでなく、調理にかかる時間や作り方、どれくらいの量が入っているのか、など写真付きでレビューしています。

これを読めば何を買えば良いかわかる

意外に見落とされがちな備蓄品

食料や携帯トイレ、生理用品でもない見落とされがちな備蓄品としてがあげられます。

え?水ならストックしているよ。

と思った方、十分な量を確保できていますか?

災害時に必要とされている水の備蓄量は

災害時に必要な水の量:3リットル ✖️ 家族の人数 ✖️ 7日分

四人家族に必要な水の備蓄量は84リット

三人家族に必要な水の備蓄量は63リットル

2リットルのペットボトルに換算するとそれぞれ42本と32本です。

10本や20本備えている家庭はあれど42本となるとかなりの量です。

これだけの量を収納しておくのも大変なので、水こそローリングストックがオススメです。

特に炭酸水を日常的に消費している家庭は、賞味期限が長い物をAmazonの定期便などで購入するとかなりお買い得です。

炭酸水のメーカーってウィルキンソンやアサヒ、キリンなど様々ですが実は賞味期限が全然違うんです。

売れ筋上位の中から選んだ炭酸水の賞味期限ランキングは下記記事を参考にしてください。

まとめ

非常食は7日分用意しておくのが推奨されている。

四人家族に必要な非常食・水は84食・84リットル

三人家族に必要な非常食・水は63食・63リットル

非常食はあまり冒険せず、食べ慣れた味のものを選ぶのがオススメ。

何を買うか迷うならレビュー記事を読んで!

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